メーカー |
その他メーカー |
楽器種別 |
エレキギター |
商品名 |
Vesta Graham エレキギター/セミアコースティックギター VGD-1000 1979年製 |
買取方法 |
出張買取 |
お電話にてお問い合わせいただき、早速お客様のご自宅まで伺い、Vesta Graham エレキギター/セミアコースティックギター VGD-1000 1979年製の査定をさせていただきました。Vesta Grahamは国産ギターにおけるレジェンドで、ESPの創設メンバーであった椎野秀聰氏が1970年代後半に立ち上げたブランドです。実際の製造は寺田楽器だったそうで、ハコモノをメインに生産していたとのことです。本器のような335タイプのセミアコの他に4種類のモデルが存在しており、レスポール風シェイプにfホールをあけたセミアコやフルアコも販売されておりました。いずれもユニークな形状のfホールのため、一目でVesta Grahamであると認識できます!!いずれも共通しているのはマホガニー1P削り出しネック、マッカーサーエボニー指板、グローバー104ペグ、オリジナルP.U.(GOTO PAF)という点で、ボディ材の違いによってモデル分けてされています。335タイプのセミアコと言えばボディ材はメイプル合板が基本ですが、このVGD-1000にはマホガニー合板を採用しております。マホガニーネックのセットネックはしっかりとしたディープ・ジョイントとなっており、各部木工や組み込み、作り、仕上がりを見ても非常にクオリティが高い印象です。ブリッジにはブラスのチューン・オー・マチック・タイプを搭載しており、当時の国産ハイエンドギターを意識していたのか、贅沢な仕様となっております。ピックアップは上述のとおり、ジャパンヴィンテージで人気のGOTO PAFが搭載されており、非常にドライでしっかりと鳴るサウンドは、レスポンスが良く艶のあるサウンドです。クリーンはもちろん、歪ませても使い勝手のいいセミアコサウンドで、ファンからマニアまで非常に高い評価を受けているのも納得の品質です。1979年製と古い個体のため、キズや打痕等、年式相応の使用感・経年感は見受けられましたが、ボディはまだツヤがございます。ネックジョイント部にひび割れがございますが、木部にまで達する損傷ではないと判断いたしました。アンプからの音出し確認いたしましたところ問題ございませんでしたので、本体、ハードケースのお引取りをさせていただきました。大切にされてきたギターのご売却とのことでしたが、高額買取となり、楽器の買取屋さんに頼んで良かったとおっしゃっていただけました。このたびは楽器の買取屋さんにご依頼いただき、ありがとうございました!